毎年、大津・青島みかんの出荷が最盛期のこの時期、女性生産者が集まってみかんジャムの製造がおこなわれます。
もともとは販売用ではなく交流会などで作っていましたが、試食したお子さんから“生のみかんを食べているみたいで美味しい~!”と大人気。もっと多くの方々に、この味を楽しんでいただきたいと4年前から販売を開始しました。
12月に収穫した温州みかんがまるごとたっぷり入った無添加ジャム、添加物は一切使っていません。一つ一つ手作業で丁寧に作り、みかん本来の香りと味を残すために砂糖の量も控えめ、優しい味に仕上げました。
ジョイファームのみかんジャムの美味しさの秘訣は、みかんの皮。絶妙な量の皮を加えることで、香りがいっそう豊かになります。そしてジョイファームならではの隠し味が、緑(あお)みかん果汁。緑(あお)みかん特有の香りと酸味を加えることで、香り、そして味にメリハリが生まれました。みかんの皮が含まれているので、本来ならば“ママレード”とすべきですが。。。そこは素朴なオリジナルの雰囲気を伝えたいので、あえて「みかんジャム」で販売しています。
みかんジャムの原料として使われる温州みかんには、健康に役立ついろいろな栄養が含まれているってご存知ですか?
まず果実をゼリー状にするために欠かせないのが、「ペクチン」という食物繊維(多糖類)。ペクチンはオレンジやレモンといった柑橘類に豊富に含まれており、温州みかんでは果肉(砂じょう)より薄皮(じょうのう)に多く含まれています。ペクチンには腸の調子を整え下痢や便秘を解消する効果があるほか、コレステロール値を低げ、動脈硬化や心筋梗塞の予防にも役立ちます。[*1]
そして最近注目されているのが、β-クリプトキサンチン。 β-クリプトキサンチンはみかんの橙色(オレンジ色)の色素で抗酸化作用があり、糖尿病や肥満症など生活習慣病の予防に効果があると期待されています。さらに骨粗しょう症のリスク低減にも効果が期待できるとして、研究が進められています。[*2]
【*1】参考資料:日本ジャム工業組合 ジャムの原材料の特長と効果・効能
https://www.jca-can.or.jp/~njkk/material_6.htm
【*2】参考資料:農研機構 ウンシュウミカンの健康機能性の解明(β-クリプトキサンチン)
https://www.naro.affrc.go.jp/project/results/glance/files/cat06_7.pd
パンやヨーグルトと一緒に、そして甘味が抑えてあるのでいろいろなお料理の隠し味にも
使えます。(例:ドレッシングに加える、カマンベールチーズに添える、肉のつけ汁に入れる)
夏までの期間限定販売となるので、ぜひこの機会にお試しください。