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若手生産者紹介【その②】

 

秋澤知弘 (あきさわ ともひろ)


 

趣味はスノーボードと野球、大の車好き。生活の中で好きな時間は、やることを済ませて

寝る前の数時間。。。と語る秋澤さん。お父さんの想いをつなげるために頑張っている若手生産者に、日々の様子やその想いをインタビューしました。

【Q1】 農業を継ぐことを決めたのはいつからですか?

 

うちは代々農家、いつかは家業を継ぐのかな~と漠然と考えていました。それが現実味を帯びてきたのが、祖父が倒れて農業を続けられなくなった時。ですから高校を卒業後、農業関係の大学に入学しました。家業を継ぐことを真剣に考え始めたのが、二十歳の時ですね。

 

【Q2】 農業で苦労すること・楽しいことはなんですか?

 

意外かもしれませんが、農業をするうえで大変なのが、きちんと計画を立てること。自分は計画を立てることや、収入を計算することは好きなんですよね。もともと数学が得意で、教師になりたかったくらいなので。。。でも計画通りに実行することが、結構難しいんです。

 

【Q3】 作業でこだわっているところは何ですか?

 

時々、高校や大学の友人が働きにきてくれますが、作業はほとんど一人でやっています。だから効率性を常に考えています。「いかに時間と労力を減らして仕事をこなすか。。。」、手は抜きたくないですが、自分一人でできることは限られますから。。。


【Q4】 家と畑のある、下中(沼代地区)ってどんなところ?

 

 小田原にしては意外と田舎なんですけどね。でもここから東京までの距離感が好きかな。何もないところから都会へ~。。。このギャップが結構気に入ってます。田舎ならではの良さもありますしね。地域のつながりは強いし、それを嫌だと思ったことはないな~。それにここには幼馴染で野球部の先輩、同じく若手生産者の江川さんがいるんです。面白くて話しやすいし、頼りにしてます。

 

【Q5】 本格的に農業を始めてみて、お父さんから学んだことは何だと思いますか?

 

父は本当に仕事が丁寧でした。収穫作業も丁寧なんですけど、すごく早いんです。ほとんど休まずに、よく働いてましたね。剪定については「30年やってもまだよくわからない」と言っていたし、農業の技術を習得するのは容易なことじゃないと教えてくれました。

 

【Q6】 これからやっていきたいこと、目標は何ですか?

 

今の自分の想いは「父の想いを引き継ぎたい」ということです。手が回らずに放ってあるみかん畑があるので、それをなんとかしたいです。できればみかん畑をキウイ畑に変えたいと思ってます。ハウスみかんはせっかく父が頑張って設備を整えたので、来年はぜひ出荷できるようにしたいです。

 秋澤さんのみかんは、パルシステムにて

「若手生産者みかん(宮川早生)」として出荷されます。

  

これからも皆さんの応援、よろしくお願いします。