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湘南ゴールド、出荷がはじまります

淡い黄色の皮と実、レモンを連想させ“酸っぱいのかな”と思いきや、“ジューシーで甘い!さわやかな香りで美味しい~“、これが私の湘南ゴールドの第一印象。ゴールデンオレンジ(黄金柑)と温州みかん(今村温州)を掛け合わせて誕生した湘南ゴールドは、神奈川県が12年の歳月をかけて開発し、小田原市を中心に生産がスタート。

そして神奈川県オリジナルの柑橘ブランド、「幸せを呼ぶ、新感覚オレンジ」として2006年に出荷が始まりました。近年、生産技術が確立されたこともあって、生産量も順調に増加してきました。今年もジョイファーム小田原の14名の生産者さんたちが、心を込めて栽培した湘南ゴールドが出荷されます。除草剤を使わず、化学肥料は一切使っていません。特別栽培で農薬の回数も最低限に抑えているので、安心して味わっていただけます。

湘南ゴールドの一番の特徴はその香り。試食をした方々からは「気分がリフレッシュする」、「心地よい香り」との意見が出されました。*1 温州ミカンより小ぶりですが、ゴールデンオレンジより一回り大きく、皮をむいて食べやすいという特徴もあります。

   *1 参考:神奈川県ホームページ、湘南ゴールド’の味を表現すると

      http://www.pref.kanagawa.jp/docs/cf7/cnt/f450010/p581089.html

 湘南ゴールドには美容や健康に効果的な栄養成分が豊富にふくまれていますが、特にこの時期注目したいのはナリルチンというフラボノイド成分。ナリルチンには、花粉症やアレルギー性鼻炎の抑制効果があると言われています*2。湘南ゴールドには他の柑橘に比べて果実では24倍、果皮では68倍以上のナリルチンが含まれています*3花粉症でお悩みの方が多いこの季節、湘南ゴールドをまるごと使って、美味しいママレードを作ってみてはいかがでしょうか?*4

 *2 参考:岐阜大学博士論文  Narirutin Inhibits Airway Inflammation in an Allergic Mouse Model

              (ナリルチンはアレルギーマウスモデルにおいて気道炎症を抑制する)

                http://repository.lib.gifu-u.ac.jp/bitstream/20.500.12099/23155/1/mk_0710.pdf

*3 参考:神奈川県ホームページ、湘南ゴールド’の機能性成分

               http://www.pref.kanagawa.jp/docs/cf7/cnt/f450009/p581094.html

*4 食品ですので、食べてすぐ効くとか、食べたから必ず治るというものではありません。